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デジタルマーケティング

個人開発リリース後1ヶ月の費用と収益

先月2022/04/22に初めて個人開発したTUMIGAME(積みゲー管理WEBアプリ)をリリースしました。

ざっくりご説明すると、所有しているゲームを未プレイ、プレイ中、クリア済み等のステータスで管理できるというサービスです。

※下記リンクは初リリース時の記事です。

初の個人開発WEBサービスTUMIGAMEをリリースしました

今回は、このTUMIGAMEリリースからほぼ1ヶ月経った状況をお知らせします。


収益

個人開発されている方ならもう予想できているかと思いますが、収益は0です。

ドメインやサーバ費用があるので、0というよりはマイナスになりますね。

主な理由としては、下記が挙げられます。

  • 利用者がほとんど居ない
  • SNSでの告知および集客をしていない
  • 最低限のSEOはしているが、効果がまだ無い
  • 広告を掲載していない

実はリリースしてからSNSでの告知を一切していません。

まだリリース後1ヶ月で検索流入も見込めないため、利用しているユーザーはほぼ0に近い状況です。

※この記事を書く前日にTwitterプロフィールのURLを載せたところ、少しアクセス頂けてます。

なぜSNSでの告知をしていなかったのかというと、リリース当初はメールアドレスでの登録のみだったんですが「知らないサービスでメールアドレス入力するのはハードル高いかな…」と思い、Twitter / Googleログイン機能を実装後に宣伝しようと考えました。

実装後もちょこちょこ手直しして、ようやく満足いくサービスになったため、今週末にリリースしたことを告知する予定です。

また、唯一の収益源である広告に関しても今のところ掲載はしていません。

まずは使って頂かないことには話になりませんので、広告の掲載は満足して使って頂けるサービスになるまで育ててからでも良いかなと思った次第です。

「収益なんてどうでも良い」は言い過ぎですが、それよりも純粋に人に使って欲しいという気持ちの方が強いです。


費用

ドメイン、サーバ、メールすべてAWSを利用しています。

4月分の費用は合計で$30.68(3,964円 ※2022-05-18時点)です。

下記が内訳のグラフと詳細になります。

※前情報として、リリース当初の構成はALB(ロードバランサ) + EC2インスタンス + RDS + S3の構成だったんですが、考え直して今はLightsailのみで構成しています。

AWS4月分の費用(グラフ)
AWS4月分の費用(グラフ)
サービスRegistrar($)Relational Database Service($)Lightsail($)税金($)Route 53($)VPC($)S3($)CloudWatch($)EC2 ELB($)CloudTrail($)EC2 その他($)Key Management Service($)EC2 インスタンス($)SES($)SNS($)WorkMail($)合計コスト ($)
サービス 合計129.04470757025.27517035142.791.5075280.0560.00222820170.000360.0001484250.0000770.00001464390000030.6762341922
2022-04-01129.04470757025.27517035142.791.5075280.0560.00222820170.000360.0001484250.0000770.00001464390000030.6762341922
AWS4月分の費用内訳

Registrar

.comドメインの年額の費用です。


Relational Database Service

リリース当初の構成は、ALB(ロードバランサ) + EC2インスタンス + RDS + S3の構成だったのですが、毎月の費用を考えて1週間ほどでLightsailに切り替えてます。

この時のAmazon Auroraの費用になります。

1〜2日くらいしか稼働させていないので$9で済んでいるといった感じです。


Lightsail

AWSのVPSサービスです。

月$5のプランでOSはAmazonLinux2を使っています。

今はDockerで稼働しています。


Route 53

Route53はAWSのDNSサービスです。

tumigameのwebやメールのDNSを管理しています。


VPC

VPCは特定のことをしなければ無料なんですが、Lightsailへ移行する前にEC2インスタンスからS3へLANで通信する際のエンドポイントを追加する際に、誤って有料のインターフェース型で追加したために発生した費用だと思われます。

S3はVPCの外(グローバル)にあり、EC2からアクセスすると本来はグローバル(WAN)での通信になるのですが、これをエンドポイントを追加することにより、そこを経由してLANでアクセスすることができます。

このエンドポイントは大きく分けて2種類あり、ゲートウェイとインターフェースがあるのですが、最初誤って有料のインターフェースで組んだことが原因です。


S3

TUMIGAMEは画像アップロード機能があるので、それらのリソースの格納先にS3を使用していました。


CloudWatch

サーバ監視費用です。

しきい値を超えたらメールで届くように設定しています。


EC2 ELB

Lightsail移行前にALB(アプリケーションロードバランサ)を使用していたため、それの費用になります。


CloudTrail

EC2から追加したエンドポイントを経由してLANアクセスできているかのログをCloudTrailで出力した時の費用だと思われます。


EC2 その他

データ転送量とかでしょうかね…。

すみません、よく分からないですが少額なんで気にしないことにします。


終わりに

ドメイン費とRDSが高く付いてますね。

今はLightsailのみで構成しているため、来月以降はもっと安くなるはずです。

収益と費用、アクセス数等については毎月このブログで残していきたいと思っています。

広告を掲載するのはまだ先の予定なので、しばらくは費用とアクセス数のご報告となりそうです。

今週末にTwitter上で告知した後の反応なんかを記事にできたらなと思います。

最後にことわざを紹介して終わりたいと思います。

商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)

商売は細く長く垂れる牛のよだれのように気長に辛抱強く続けることが大切という意味のようです。

商いは牛の涎(コトバンクへ飛びます)

何気なくそれっぽいことわざを探していて見つけたのですが、とても共感できることわざですね。

それではこのへんで終わりたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

タブレットを見ている男性

ブログを見てもらうにはどうすれば良いか?

この手の記事を見ると、ロングテールキーワード使ってSEO対策してSNSで拡散…等の小手先のテクニックがよく書かれていますが、本質は違うと思っています。

「いかに興味を持ってもらえるか」に注力すべきだというのが僕の見解です。

そしてこの「いかに興味を持ってもらえるか」を達成するための方法について、実際に僕が意識している内容を踏まえてまとめてみます。


共感される内容であること

諸々の条件を端折って極端に言うと、「情報」より「共感される内容」を書いた方がブログを見てくれる確率が上がると思っています。

これの根拠として、自分が調べたい内容をグーグルで検索した時に表示されるブログがいわゆる「情報」になるわけですが、情報をそこで得た後もそのブログを何度も訪れたくなるか?と言われると、そうでない事の方が多いですよね?

技術系の記事がまさにそうなんですが、どうして良いか分からないエラーで躓いているとして、エラーメッセージをググって出てきた情報をありがたく拝見しますが、それでそのブログのファンになった試しが僕には無いのです。

それよりも、その人の熱意だったり共感できる部分だったりでファンになることの方が圧倒的に多いんですよね。

「人は理屈でなく感情で動く」と言われる通り「情報」ではなく「感情」つまり共感できる内容であった方がブログを読んでもらえるのではないかと思うのです。

補足ですが、こんなことわざがあります。

狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)

必要なときは重宝されるが用がなくなったらあっさり捨てられるという意味のことわざです。

用がなくなったら二度と訪問されないブログより、継続して読んでもらえるブログにしたいですよね。

共感される内容を書くにはどうすれば良いか?

変に意識して書いてもおそらく「バレる」と思うので、ブログを楽しむコツにも書きましたが変に意識せず自分の考えを書くのが大事だと思います。

自分が世の中に対して不満に思っていること、理不尽に感じていること、会社に対しての愚痴などは他の人も当然感じていることなので、自分の思ったことありのままをつらつらとブログに書けばそれだけで良いはずです。

伝わる人には伝わります。


他のブログには無い価値があること

たとえばアラフォー会社員未婚の男性の生活と、アラフォーニート未婚(子供部屋おじさん)の男性の生活なら、どっちが興味湧くでしょうか?

当然後者だと思います。

どこにでも居る会社員の男性より、ニートで子供部屋おじさんの男性の方が希少価値が高いため「この人の普段の生活ってどんなだろう?」「収入源はなんだろう?」「結婚とか考えていないのかな?」といったように興味が湧くはずです。

僕も実際にこのような男性がやられているYoutubeチャンネルに登録しており、ハマっていた時期がありました。

念の為リンクを貼っておきます。

Marimonちゃんねる

失礼を承知で書きますが、エンタメとして面白いです。

また、昨今はユニークであるだけで自分の協力な武器になると感じます。

2年以上毎日すき家を食べ続けているマナリスさんをご存知でしょうか?

その人はただすき家を毎日利用しただけでテレビに出演し、Twitterのフォロー数も5万人以上居ます。

立派な有名人です。

さらには、マナリスさんがメルペイの招待コードをツイートしたら、なんと数日で数万ポイントを獲得したのです。

「メルペイの招待ポイント全部すき家で使う」SNSで公約 → 数万ポイントが発生、130日以上すき家で食べ続ける鉄人が話題に

ちょっと脱線してしまいましたが、ユニークであることの価値が分かって頂けたと思います。

ユニークである方が興味を持たれやすいというのは、ブログにも言えることだと思います。

どうすればユニークなブログになるか?

これもブログを楽しむコツで書きましたが、ブログで収益を上げようと意識するとそれだけでどこにでもある量産記事ができあがるので、そういったブログのファンはおそらく居ないでしょう。

なので「収益を上げようとせずありのままの自分の考えを書きなぐる」ことが読まれるブログになる近道だと僕は思います。

自分が得意としている分野のことだったり、会社の愚痴や夫の愚痴、世の中に対して不満に思っていること理不尽に感じていること、人との距離の詰め方離れ方とか、なんでも良いと思います。

そのうえで人とちょっと違う部分があれば、それを前面に押しだすことを意識すると良いのではないかと思います。

人と違う部分なんか無い…という人も居るかもしれません。

こうなりたいというビジョンはあると思うので、それに向かって行動している様子を書くだけでも他のブログと差別化できると思います。

「営業畑からエンジニアを目指す道のり」とか「主婦がブログ収入を得るまでの道のり」など、今はユニークなものが自分の中に無くても、道のりにフォーカスすれば自然とユニークになると思います。


誰も自分に興味無いことを念頭に置いて記事を書く

これも重要な要素だと思います。

上述した「いかに興味を持ってもらえるか」と矛盾するように思われるかもしれません。

分かりやすくするため、これも上述したマナリスさんを例にします。

2年以上毎日すき家を食べ続けていると聞いて「どんな人なんだろう?」とか「健康面大丈夫なんだろうか?」とか「そもそも飽きないのか?」とか、様々な疑問が出てくると思います。

これはそのまま興味に直結して、その人に注目することになりますよね。

ではマナリスさんの好きな女性のタイプや好きなアニメ、今プレイしているゲームはどうでしょう?

全くもって気にならないですよね?

それより「健康面は大丈夫だろうか?」という疑問に対して回答になり得る健康診断の結果とか、医者になんて言われているのかとか「そもそも飽きないのか?」という疑問に対しての回答の方が気になりますよね?

つまり、興味の対象はその人自身ではなく、その人を取り巻く環境にあることになります。

そのため、ブログに書く内容は自分の持っている情報にフォーカスして書くべきというのが僕の見解です。

「今日こんなことがあってね、こうだったの!」「聞いてよー、今朝足つっちゃってさー」「風邪だと思ってたらコロナだった」とか言っても、芸能人じゃあるまいし、そんなもの興味ある人なんて居ませんよね。

ついつい聞いてもらいたくなるのは人として分かるんですが、誰も興味ない自分語りをブログでやってしまうと誰にも読まれなくなってしまうので注意が必要です。


まとめ

最後に、ブログを見てもらうにはどうすれば良いか?についてまとめます。

  • 共感される内容であること
  • 他のブログには無い価値(ユニーク)を提供する
  • 自分語りの記事を投稿しない

これを意識するだけで、ブログは誰かの目に留まりやすくなるはずです。

今はまだ誇れるような実績も無いので、断定はできませんが…。

今回はこのへんで終わりたいと思います。

少しでも参考になりましたら幸いです。

お互い頑張ってブログをコツコツ育てていきましょう☺️

楽しそうな男女

ブログを楽しむコツ

最近ブログを書くことが楽しくなってきたため、ブログを楽しむコツ、続けるコツみたいなものを書いていきたいと思います。

(現時点でブログ立ち上げ4ヶ月で記事数も30ほどなので偉そうには言えませんが…)


稼ごうなんて思わない

もうこれに尽きます。

ブログで稼ごうと調べると、大抵どの記事でも言ってることは同じです。

「ロングテールキーワード(検索されやすいキーワードは大手が占めているため、あまり検索されないキーワードで攻める)」とか「SEOを意識して〜」とか「単価の高い商材を〜」とか。

これらを意識して書こうとすると、どのブログでも同じこと言ってる量産記事ができあがるんですよね。

ありていに言うとつまらない記事です。

僕もサブの収入としてブログで稼ぎたいと考えていたため、過去記事でこのようなつまらない記事を書いていました。

参考までに下記の過去記事を見て頂ければクソつまらなさが分かると思います。

座り仕事の肩こりグッズ3選

※ちなみに「デスクワーク」だと競合が多いので、敢えて「座り仕事」というタイトルにしています。
※これが上述した「ロングテールキーワード」の手法です。

自分でも「つまらない」という自覚があるので、当然書いていても苦しいだけです。

なのでこの時の更新頻度はまばらでした。

この「稼ごうなんて思わない」を念頭に置いてブログを続けた方が、結果的に収益に繋がると思います。

※これについては後述します。


自分の考えを書く

「書きたいことを書く」だと何を書いて良いか分からない場合もあるかなと思ったのと、Youtuberや芸能人でない限りそんなに毎日面白いイベントがあったりしないと思うので、出来事を書くのは難しいですよね。

なので自分の考えを書くというのは続けやすいと思います。

実際に僕もこの手法で、最近はほぼ毎日更新しています。

しかもこの「自分の考えを書く」ってすごく便利で、何かに対して思ったことを書けば良いだけなのでほとんどネタに困らないし、最近のニュースに対してなら話題性もあるし、何より書きやすいんですよね。

そして楽しいです。とても。

「自分はこう思っている」とか「ここが納得いかない」とか、自分の普段感じている世の中に対しての不満だったり愚痴だったりをぶちまけられるので、フラストレーションを良い意味でブログで解消させています。

内容は本当になんでも良いと思います。

夫の愚痴だったり、上司の愚痴だったり、人生疲れたとか。

そういうのをつらつらと書いていると、共感してくれる人がきっと現れると思います。

その人がブログのファンになってくれたりするかもしれません。


ありのままを書く

「こんなこと書いたら嫌われるかな?まずいかな?」とか「炎上しちゃうかな?」とか「こんな記事面白いのかな?」とか、そういったことは考えないで良いと思います。

というより、考えない方が良いという方が正確かもしれません。

根拠として、会話しててもつまらない人って居ますよね?

まわりに話を合わせたり、自分の意見を言わなかったり、何を聞いてもその人となりの人間味を感じられなかったり。

なぜそうなるのか、その本質は一緒で「嫌われたくないから」だと思います。

この嫌われたくない文体でブログを書いたとしても、誰からの共感も得られないのは察しが付きますよね。

なので、ありのままを書くというのがとても大事だと僕は思います。

ありのまま書くもうひとつのメリットは、とにかく文章がスラスラと出てきます。

上述した無理して稼ごうとする記事を書いていた時は、とにかく文章が出てこないんですよね。

なにせ自分の書きたいことではないのでモチベーションも無ければ、どう書けば商品が売れるか?しか考えていないので、自分の頭の中に書くべき文章は当然ありません。

その点ありのまま書くというのは、思っていることを書けば良いだけなので、スラスラと書けます。

※僕は文章を書くのが大の苦手だったんですが、これを意識するだけで自分でもビックリするほど文章を書くスピードが速くなりました。

そもそも、ブログというものは「書きたいことを書く」「自分の持っている情報を発信する」という文化であったはずで、ここ10年ほどで「稼ぐツール」にすげ変わった印象があります。

今より20年ほど前はインターネット黎明期で、いろんなユニークなサイト(ブログはほとんど無かった気がします)があってとても面白かった記憶があります。

もちろん今も探せばあるのでしょうが、YoutubeだったりTwitterだったり、大手のプラットフォーム上で提供された遊びを楽しむだけになってしまった、そんな印象です。

話が脱線してしまいましたね。

つまらない人の話は誰も聞きたくないので、ありのままの自分の肉声を届ける方が、きっと面白いブログになるはずです。


ブログを書くのを習慣化する

上述したように、文章を書くのが苦手、というより苦痛だったんですが、日々ブログを更新し続けていると段々と楽しくなっていることに気づきました。

今では自発的に書きたいと思うほどには楽しめています。

堀江貴文さん著書の「ゼロ」という本でも「好きだから没頭するのではなく、没頭したから好きになるのだ」といったような言葉が書かれていました。

僕がブログを書くのが好きになったのもこれに当てはまるのだろうと思います。

おそらく、本質は続けられていることによって自己肯定感が上がり、それで楽しくなるのではないだろうか?というのが僕の見解です。

「ちゃんと続けられている」「自分、結構やるじゃん」「続けられている自分が好き」という好循環が生まれるのではないかと思います。

なので、ブログ投稿を習慣化することをおすすめします。


まとめ

最後に、ブログを楽しむコツをまとめます。

  • ブログで稼ごうなんて思わない
  • 自分の考えを書く
  • ありのままの本心を書く
  • ブログを習慣化する

「ブログで稼ごうなんて思わない」ブログの方が収益に繋がると考える理由についてですが、第一に、稼ごうとしてブログを書き続けることが困難だと思うからです。

経験がある方も居るかと思いますが、ブログはとにかく挫折する人が多いです。

ただでさえ挫折する人が多いブログを、それも収益化をメインにして続けることは到底できないはずです。

また、上述したように差別化出来ていないつまらない量産記事になりがちのため、収益を得ることは難しいでしょう。

なのでまずは「続けること」を目的とするべきだと僕は思います。

楽しくなくては続けられないので、自分の考えをありのまま書いて日々更新することをおすすめします。

自分の思っていることをありのまま書きなぐるのは、思いの外楽しいですよ。

好きこそものの上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)

楽しんでやることによって上手くなる、楽しんでやることが重要という有名なことわざです。

なので、とりあえずは肩の力を抜いて、思ったことを書きなぐってみてください。

楽しくなるはずです。

これを見たあなたが有名ブロガーになることを願っています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

喜怒哀楽

ミニマリストの危険性について

引っ越しする度に多くの荷物を梱包するのが面倒だったのと、使わないものを取っておくのも意味がないと思い、断捨離したことをきっかけにほんの少しミニマリストになっていた時期(今も荷物は少ないほうですが)があります。

メリットも大きいぶん、やりすぎると自身の個性や好きなものを失いかねない危険性を孕んでいるため、今回はそのことについて書きたいと思います。


メリットは大きい

どこまでをミニマリストと定義するのかは難しいところですが「極力少ない荷物で不自由なく生活をする」という程度であれば、メリットはたしかに大きいです。

たとえば本はすべて電子書籍にする、所有しているDVDはすべて売ってしまい動画配信サービスで視聴する、ゲームもパッケージ版は売ってダウンロード版で買い直したりなど、これらは物理的な所有からデータに切り替えたことにより、物を減らしつつも本質は変わっていないですよね。

実際に僕はこれらの方法で荷物をだいぶ減らしました。

部屋が広く使える、引っ越しの時の荷造りと荷解きがラク、売ることで懐も暖かくなります。

物を減らす = 無駄をなくすことなので、今度は時間やお金の使い方の無駄も無くしたくなるのです。

僕の場合、むやみに物を買うことがなくなりました。

ゲームをやめて英語の勉強をはじめました。

いかに時間を効率良く使うか、いかにお金を使わずに楽しむことができるか、まるで仙人みたいな生活を好むようになります。

ここまで聞くと良いことづくしのように見えますよね。

でもそこには落とし穴がありました。


人生がつまらなくなる

僕は大好きだったゲームや漫画をごっそり売ってしまいました。

なかにはいわゆるレア物で高値で売れるものもありました。

それで得たお金や時間を自己啓発本、英語の勉強や筋トレなどに使っていました。

ふとある時、ガランとした部屋を見てなんとも大きな喪失感に襲われました。

その殺風景な部屋を見て、空っぽな自分が際立つ感じがしたんですよね。

読みたい漫画を買う、やりたいゲームを買う。

そんな当たり前のことを我慢し続けた結果、自分の好きなものがよく分からなくなりました。

流行り物に対してもお金も時間も勿体ないからと敬遠し、まわりの人と話も合わず、どんどんつまらない人間になっていきました。

大事にしていたスプラトゥーングッズ
大事にしていたスプラトゥーングッズ

写真は大事にしていたスプラトゥーングッズです。

これも手放してしまいました。


無駄は幸福そのものだった

そう考えると、無駄というものが幸福そのものだったんだなあと気付かされました。

無駄だと分かっていてもゲームに熱中したり。

無駄だと分かっていても夢を追いかけたり。

無駄だと分かっていても好きな人に恋をしたり。

そっちのほうが物凄く人間味が溢れていて素敵ですよね。

一切の無駄を削ぎ落とすと骨と皮しか残りません。

無でした。

なので、無理にミニマリストにならず、自分の大切なものの無駄は残しておいた方がきっと幸せになれます。


終わりに

とはいえ、物が減る(主に娯楽で使う物)と「集中すべきことに集中できる」というメリットはあるので、目標に向けて動き出したい時の断捨離程度にするのは良いかもしれません。

「やることはそれしかない」という状況を強制的に作り出せますしね。

こんなことわざがあります。

屋上屋を架す(おくじょうおくをかす)

屋根の上に屋根を架すという無駄なことを表すことわざです。

でも屋根の上に屋根ができたら面白いので良いと思います。

そういう無駄こそ楽しいもんです。

今回は短いですが、このあたりで終わりたいと思います。

少しでも参考になりましたら幸いです。

ゴミ箱

ボツにしたアイデアと今後の個人開発について

初リリースした積みゲー管理サービスのTUMIGAME(詳細はこちらのページを参照)をリリースから1ヶ月ちょっと経っていますが、ちまちま改修しつつも別の開発に着手しています。

昨日まで画面レイアウト作ったりしていたのですが、検討した結果ボツにすることにしました。

今回は最近ボツにしたアイデアについて書きたいと思います。


ボツその1 モンハン狩友募集WEBサービス

モンハンで狩りをする場合、大抵みんなTwitterで募集することが多いのですが、その募集内容を閲覧、書き込みを簡略化するツールを考えていました。

モンハン狩り募集閲覧、書き込み時の画面
募集閲覧、書き込み時の画面

これらの画面はこの記事のために作ったものなので、機能面の洗い出しや画面レイアウトも未着手で考え途中のアイデアでした。

モンハンだけではなく、Apex等の他のゲームでも応用して作ろうと企画をしていました。

ボツにした理由

頭の中では「これは便利だ絶対流行る!」みたいに考えていたのですが、この「サービスが浸透して使われている光景」を想像しているのは自分だけだというのを冷静に考えた時に「使ってもらうキッカケを作るのが難しい」と思ったのです。

作り終えたあとに満を持してTwitter等で展開したとしても、その便利さは使ってもらうまではユーザーは知り得ないですよね。

もちろん頑張って営業するのも有りなんですが、純粋にインパクトに欠けるかなあというのもボツにしたひとつの理由です。

狩りの募集は既にTwitterでやっているわけで、あえてツールを使う必要がないんですよね。

以前リリースしたTUMIGAMEは、積みゲーを管理するサービスというもので他に代替するサービスってあまり無いんです。

代替サービスが無いということは、それだけで使うキッカケになるので、無理に営業する必要が無いというのが僕の見解です。

「使ってみて便利だから使う」のではなく「便利と分かっているから使う」サービスを作るのが成功と失敗の明暗を分けるのではないかと思っています。

なのでボツにしました。


ボツその2 スプラトゥーンクイズ

スプラトゥーンクイズ画面レイアウト
実際の画面レイアウト図

これもゲーム関連のサービスです。

一時期スプラトゥーン2にドハマリしていました。

このゲームをしている人でないと分からないと思うのですが、強くなるためには各種のブキを覚える必要があります。

正確に言うと、そのブキに設定されているサブウェポンとスペシャルを覚える必要があるのです。

なぜなら敵が装備しているブキを見て、ここの局面ではサブウェポンあるいはスペシャルが来ることを瞬時に判断し、それに応じた行動が必要になってくるからです。

僕は当時、各種ブキを覚えられずにやきもきしていたんです。

Twitterで検索すると他の人も同様に同じ悩みを持っていました。

需要があるのは分かっていたので、これをクイズ形式で覚えられるサービスを開発しようと考えたのです。

そういったサービスが既に存在していることは分かっていたのですが、自分が想像しているサービスと差別化できているので開発に着手しました。

昨日までfigmaを使って画面レイアウトを作っていたんですが、結局ボツにしました。

ボツにした理由

既に「ブキを覚えたい」という課題を解決するサービスは存在しているため、後発で作ったところで使ってもらうことは難しいだろうという結論に至りました。

また、スプラトゥーンというゲームはポップで可愛らしいデザインが売りなので、それに合わせたデザイン性を再現できないというのもあります。

既に存在する競合サービスはデザインも素晴らしいので、いくら機能が良くても後発でデザインが悪いのなら、使ってもらうことは難しいのではないかと考えました。

これを機にデザインも少し勉強しようと決めたのです。


今後の開発

いったんはリリースしたTUMIGAMEを育てるのに注力しようと思っています。

もう1本くらい別のサービスをリリースして2本運用しようと考えていたのですが、最初からそんなに器用にはできないだろうと考えをあらためました。

なのでTUMIGAMEの改修と集客をがんばるつもりです。

これらの経過は後ほど記事にしていく予定です。

こんなことわざがあります。

小さく生んで大きく育てる(ちいさくうんでおおきくそだてる)

小さい子供を生んで大きく成長させる。

事業も小さいものから始めて大きく育てることが良いということわざのようです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

少しでも参考になりましたら幸いです。

料理

都内でガチでうまいランチまとめ

個人開発全然関係なくてごめんなさい。

息抜き的な雑記も上げたいので、今回は都内で美味しいランチをまとめてみました。

こういった都内ランチの記事は他にもあると思いますが、ハッキリ言って当てにならないんですよね。

大体PV稼ぎというか、記事を水増しするためだけの記事なんで。

超有名なチェーン店とか入ってたりして「いやまあ、美味しいけどみんな知ってるしな…」とか、「いやここ全然美味しくなかったけど」みたいなのが本当に多いんですよね…。

前置きはこのへんにして、つらつらとランチが美味しいお店を紹介していきたいと思います。

※当然お金とか貰ってない(書いている時点では一日のPV5も無い)ので、ガチなやつです。

※写真があるやつは実際に僕が撮った写真です。


五反田のランチが一番美味しい

都内でいろんな場所に住み、いろんな場所で働いてきましたが、五反田はランチが美味しいお店がかなり多いです。

なので五反田が中心になりますが、ひとつずつお店を紹介していきたいと思います。


陳麻家(五反田さくら通り店)

陳麻飯
看板メニューの陳麻飯

食べログ(陳麻家 さくら通り店)

ここの看板メニューの陳麻飯が絶品です。

五反田に陳麻家はいっぱいあってすべて味が違うんですが、個人的にはさくら通り店が一番美味しいです。

陳麻飯とは中国四川風麻婆豆腐丼のことなんですが、山椒(さんしょう)の痺れる辛さが特徴的で、食べていると汗が出てきて舌が痺れてきます。

最初から結構な量の山椒が掛かっているんですが、テーブルに山椒があるので追い山椒とニンニクチップをこれでもかというほど掛けて食べます。

麻婆豆腐より酸味が少なくコクと深みがあり、片栗粉のとろみがまろやかでガツガツ食べられます。

ニンニクチップのアクセントとかなり相性が良いです。

実は一番最初にこれを食べたときは、あまりの辛さ(というより痺れ)にお店の人に「これめちゃくちゃ痺れるんですが…」と聞いてしまったほどです。

「調味料いれるときに蓋が空いて誤って全部入ったんじゃ…」と内心思っていたんですが、それがこの陳麻飯の特徴でした。

「2度といかん!」とか思ってたのですが、なぜかまた行きたくなってしまい、2度目からはこの味を楽しむことができました。

当時働いていた会社がすぐ近くだったんですが、それからは週に1回は通ってました。

周りの評判も良く、海外移住している友人が一時帰国する際はいつも「ここの陳麻飯が食べたい!」と言うほど美味しいです。

※僕が行っていた時は陳麻飯で870円くらい?でした。

陳麻飯と担々麺のハーフセット
陳麻飯と担々麺のハーフセット

この写真はハーフセット(好きなメニューを2つ頼める)で左が担々麺、右が陳麻飯です。

ここは担々麺も絶品です。

普通の担々麺と比べて辛味が強いんですが、卵の甘みとよくマッチしていてとても美味しいです。

大体いつもこのセットで食べることが多いです。

※僕が行っていた時は1,000円いかないくらいでした。

テレビ番組で五反田で一番美味しいお店に選ばれた…?(すみません、うろ覚えです)とかで、お店の前にその時の映像の切り抜きが貼られていました。


あげ福(五反田)

食べログ(あげ福)

ここの看板メニューのチキンカツ定食が絶品です。

五反田で美味しいと評判のミート矢澤(すぐ隣にお店があります)のお肉を使用しているようで、お肉がとても美味しいです。

サクサクの衣に濃厚な特製タルタルソースと、甘辛い特製ジンジャーソースの2つのソースで召し上がります。

サクサクの食感と特製ソースが絡み合ってめちゃくちゃ美味しいです。

※僕が行っていた時は1,000円くらいでしたが、途中から値上がりしているので今は1,100円くらいだと思います。

ここはチキンカツ以外も美味しいんですが、なかでもメンチカツがお気に入りです。

ソースはついてくるんですが、下味がしっかり付いているのでいつもそのままがっついて食べてました。

初めて食べた時に肉汁が口いっぱいに広がり溢れて感動した記憶があります。

ここも週に1回は通ってました。

ぶっちゃけミート矢澤より美味しいです。

※ミート矢澤は1回行ったっきりでした。


おにやんま(五反田)

食べログ(おにやんま)

五反田駅前ガード下付近にある立ち食いうどん屋さんです。

テレビでもたまに紹介されているようで、芸人さんがよく行くみたいです。

大体500円前後で食べられてリーズナブルなんですが、うどんのスープが透き通っていて上品な味わいなんですが、出汁が効いててめちゃくちゃ美味しいです。

一口飲めば明らかにその違いが分かります。

僕の中ではここのうどんが一番美味しいと思っています。

おすすめは「とり天かけうどん」です。

食べ始めはとり天のサクサク感を楽しんで、途中からはスープとよく絡み合ったひたひたになったとり天が楽しめます。

手打ちのうどんもコシがほどよく、上品なスープとマッチしています。

ただ店内がほんの少し小汚い感じはあるので、女性の方は入りづらいかもしれません(立ち食いということもありますし)

お昼時は結構並びますが、立ち食いということもあり回転率が高く、そんなに待たずに入れます。

めちゃくちゃ美味しいので五反田に行った際はぜひ立ち寄ってみてください。


なかじま(渋谷)

担々麺(まろやか)半チャーハンセット
担々麺(まろやか)半チャーハンセット

食べログ(なかじま)

渋谷駅新南口から徒歩5分ほどの明治通り沿いにあります。

中華のお店なんですが、美味しいと評判でランチ時になると結構な列ができます。

ここのメニューぜんぶ美味しいんですが、なかでもおすすめなのが写真の担々麺(まろやか)と半チャーハン(明らかに半の量ではない)のセットです(980円)

担々麺は辛めとまろやかの2つから選択でき、このまろやか担々麺はゴマの甘みととても相性が良く、コクがあるのにクドくない感じでめちゃくちゃ美味しいです。

コシのある麺とパラパラチャーハンのしょっぱさと食感をまろやかなスープと共に楽しめるので、僕はいつもこのセットで食べます。

渋谷にはとても多くのお店がありますが、中でもここの料理は絶品で一番美味しいと思っています。

ランチ時じゃなければ並ばずに入れます。

渋谷に遊びに行った際はぜひ立ち寄ってみてください。


卍力(西葛西)

卍力スパイシーラーメン
卍力スパイシーラーメン

食べログ(卍力)

「まんりき」と読みます。

ラーメン屋です。

いきなり「え…なんか随分ローカルな場所出てきたな…」と思われたかもしれません。

駅から徒歩5分ほどの住宅街の片隅にあるお店なんですが、ここのスパイシーラーメン(エスニック系)が絶品です。

この卍力は一店舗しか展開していないにも関わらず、ローソンでカップラーメン化したことがあります。

写真すごいことになっていますが、これは全部パクチーです(パクチー3倍増しメニュー)

今までいろんなラーメンを食べてきましたが、ここのラーメンが一番美味しいと思っています。

スープは何種類ものスパイスが入っており口いっぱいに広がります。

ちぢれ麺はそのスープとよく絡んでおり、チャーシューはスープに溶け込んでいて絶品です。

エスニック系とは書きましたが、際立つ酸味は一切なく、何種類ものスパイスで奥深い味わいです。

おそくらこのスパイスだと思うんですが、かなり中毒性が高いんですよね。

他では食べたことのないラーメンの味わいが楽しめます。

パクチーが苦手な人はネギに変更できます。

でもここのパクチーは特有の臭み、クセが一切なく食べやすいので、苦手な方でも食べられると思います。

ランチ時や夕飯時は結構並ぶので、中途半端な時間に行くと並ばずに入れたりします。

西葛西に行く用事ないかもしれませんが…これのためだけに行く価値は十分にあると思います。

それほど美味しいのでぜひ食べてみてください。


終わりに

最近はもっぱら体調を安定させるための食事ばかりなので、たまにはこういったところに足を運んで美味しいもの食べるのも良さそうですね。

後から気づいた場所だったり新たに発見した場所があったら随時更新していきたいと思います。

こんなことわざがあります。

いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)

何不自由ない生活のこと、それを願っても中々うまくは行かないという意味のようです。

無理やりことわざ入れてしまいましたが、今日はこのあたりで終わりたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

Macbook Pro

個人開発で使用しているツールまとめ(M1 Mac)

そんなに多くはないのですが、普段個人開発で使用しているツールについてまとめてみます。


Figma(ワイヤーフレーム作成WEBサービス)

念のため補足しておくと、ワイヤーフレームとは画面レイアウト設計図のことです。

他にはAdobeXDとかありますが、有償で敷居が高いので無料のFigma(条件によっては有償です)というWEBサービスを使っています。

Figma

すべて英語ですが、直感的で使いやすいのですぐ慣れると思います。

下記は実際にFigmaを使って画面レイアウトを作った時のものです。

Figmaを使用した画面レイアウト作成
Figmaを使用した画面レイアウト作成

図形やテキスト等のオブジェクトのコピペもショートカット(WindowsならCtrl + CとV / MacならCommand + CとV)が使えたりと、サクサク画面レイアウトが作れるのでおすすめです。

プラグインなんかも入れられるそうなので、仕事で使う場合も活躍しそうです。


GIMP

GIMP

言わずとしれた無料のペイントツールですね。

Firefoxなどで有名なmozillaが提供してくれています。

あんまり使いこなせていないのですが、これを使って主にロゴ作ったりしています。

機能的にも申し分ないので、ペイントツールはこのGIMPを使い続ける予定です。


Digital Color Meter

Digital Color Meter

Macに標準でインストールされているスポイトツールです。

起動するとマウスカーソルで指している箇所がスポイトになり、あらゆる画面の色を16進数で表示/コピペできる優れものです。

画面レイアウト設計時や、CSSの色味に悩んでいる時に、いろんなサイトを見て「お、この色味良いな」と思ったらスポイトで取ってレイアウトの色味を調整しています。

Command + Shift + Cで16進数でコピーされます。

Digital Color Meterで色を抽出
ログイン画面の背景色をスポイトで抽出

地味ですがとても重宝しています。


メモ

Mac標準アプリのメモです。

主にToDoや残しておきたいメモだったり頭の整理だったりで重宝しています。

以前はWindowsメインだったのでEvernote使ってたんですが、Mac + iPhoneにしてからはメモで事足りるなあと思い、こちらを使っています。

凝った使い方はしていないんですが、フォルダをネストして作れるのが地味に良いのと、チェックリストが使えます。

Macのメモ画面
MacでToDo管理

CotEditor(テキストエディタ)

MacのメモにToDoや残しておくメモを記録しておき、CotEditorではSQL文を書く時や、他ブログ記事のソースコードをコピペしたりといったテンポラリ(一時的)な使い方をしています。

Macのメモにコピペするとスタイルを維持してペーストされてしまうので、プレーンテキストでペーストがおこなえるCotEditorはなにかと便利です。

※今はこちらの記事を参考に設定を変更しているため、プレーンテキストでメモにペーストされるようになりました。

https://www.sirochro.com/note/mac-memo-ignore-style/
Macのメモでペースト時にスタイルを維持しない方法

Visual Studio Code(コードエディタ)

コーディング用エディタとしてVSCodeを使っています。

以前はVirtualBox + Vagrant環境にCentOSを入れてそこでVim使ってガリガリ開発してたんですが、Dockerを導入してからはVSCodeに移行しました。

キーバインドはVimで利用しています。

gitの連携もできて超便利ですね。

なんでもっと早く移行しなかったんだろう、過去の自分に言ってやりたいです。


Docker

上述したように以前はVirtualBox + Vagrantで本番で使うOSをインストール(大体CentOS)して、SSHでホストに入ってVimでガリガリ開発していました。

Dockerに移行してからというもの、起動も早いしミドルウェアのバージョン変えるのも楽だし、docker-compose.ymlをgitで管理すればチーム内の開発環境構築はそれだけで事足りるしで、開発パフォーマンスが劇的に向上しました。

Dockerも無いVitualBox + Vagrantも使っていない時代の環境構築は本当にキツかった…。

その頃の開発現場はたいてい開発環境構築のドキュメントがあるんですが、その通りに各種ツールやミドルウェア、ライブラリをインストールしても動かないことなんてザラだったんですよね…。

つい脱線してうざいおっさんの戯言みたいになっちゃいましたね。

次にいきます。


GitHub

ソースコード管理にはGitHubを使っています。

プライベートリポジトリ(非公開)でプロジェクトを作ってゴリゴリ開発しています。

VirtualBox + Vagrant(CentOS)で開発していた時は、CLI(コマンドラインインターフェース)でgitコマンドを直接使って運用していましたが、今はVSCode内のgitメニューからGUI操作で使っています。

ポチポチするだけでdiffできたりaddしてcommitしたりと、とても重宝しています。

とはいえ、gitコマンドを覚えるために、最初はCLIでgitコマンドを直接入力して覚えた方が後々のことを考えると良いと思います。

蛇足ですが、GUIツールは便利すぎるが故に「操作していることを自身が把握できていない」ということに陥りかねないので、すべてのことに対して言えるのですが、先にCLIで直接入力して覚えるのが良いと思います。

たとえばC++の開発にVisualStudioを、Javaの開発にEclipseを使っていると、ビルドはボタンをポチっとすれば勝手にビルドしてくれますが、裏ではまずプリプロセスが走ってリンカがリンクしてコンパイラがビルドを行って…みたいな流れを意識することはありません。

それ故にビルドの工程が把握できておらず、エラーになってもエラーメッセージの意味がわからずどうすれば良いのか分からない…といった自体を招きます。

gitでも同じことが起こり得ると思います。

なので、gitを覚える場合は面倒でもCLIから入った方が良いと思います。


Numbers

これもMacで標準でインストールされている表計算ツールです。

DB設計に使用します。

実際に使っている様子はこちらの記事をご確認ください。


ターミナル

Macでデフォルトついてくるターミナルを使っています。

以前はiTerm2を使っていたのですが、OS再インストールした際になんとなく面倒でターミナルをそのまま使っています。

主にSSHで接続したりdockerコマンド入力したり、基本的なファイル操作だったりと普通の使い方をしています。


番外編

周りの音が気になるタチなので、AirPods Proで音楽聴きながら作業することが多いです。

とはいえ、ボーカル有りだったり慌ただしい感じの曲だったりすると集中できないので、インストゥルメンタルのBGMが多いです。

音楽はSpotifyを利用しています。

あとはIKEAのスタンディングデスクを使用していて、集中したい時なんかは立って作業して、疲れたら座って作業しています。

個人開発で使用しているツールとしては、こんなところです。

思ったより少ないですね。

これらのツールで困ったことはないので、今後もこれらのツールを使って開発をしていく予定です。

最後になりますが、こんなことわざがあります。

弘法筆を択ばず(こうぼうふでをえらばず)

優れている人はどんな道具でも立派な仕事をする、道具に左右されないという意味だそうです。

なので、人に言われたからとか、みんなが使っているからとかを気にせず、自分に合ったツールを使うことをおすすめします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

スケジュール帳

個人開発時のルーティーン

需要あるかわかりませんが…自分が気をつけていたことなんかを交えて日々の開発ルーティーンを書いていきたいと思います。


平日/休日のスケジュール

まずは平日と休日のスケジュールについて触れておきます。

※ルーティーンの詳細については後述します。

●平日

  • 8:00前後に起床
  • 起床後すぐにToDoタスク洗い出し(もしくは前日に洗い出し)
  • 9:00〜 仕事開始(在宅)
  • 12:00 自炊/昼食
  • 13:00 仕事再開
  • 18:00 仕事終了後、個人開発の作業開始
  • 19:00 夕食(お昼の作り置きを食べる)
  • 19:30 個人開発の作業再開
  • 22:00 筋トレ(しない日は開発作業を継続) ※頻度は2〜3日に1回程度
  • 23:00 シャワー
  • 01:00 情報収集とか調べごと
  • 01:30 就寝

●休日

  • 8:00前後に起床
  • 起床後すぐにToDoタスク洗い出し(もしくは前日に洗い出し)
  • 9:00〜 開発作業開始
  • 12:00 自炊/昼食
  • 13:00 開発以外の作業があればそちらを消化(なければ開発作業)
  • 19:00 夕食(お昼の作り置きを食べる)
  • 19:30 作業再開
  • 22:00 筋トレ(しない日は開発作業を継続) ※頻度は2〜3日に1回程度
  • 23:00 シャワー
  • 01:00 情報収集とか調べごと
  • 01:30 就寝

※1月〜3月中旬くらいまではこのブログと平行して作業をしていたため、開発作業ではなくブログの記事を書く作業に充てていた時もあります。
※ちなみに当初は節約メインのブログでした…。
※作業時間中でも休憩を取ったりは当然しています。

休日は部屋の掃除とかしなきゃなので全部が全部この通りではないにしろ、概ねこんなスケジュールで開発をしていました。

日によって多少時間がズレることはありますが、起床時間とご飯の時間、筋トレとかシャワーとか就寝の時間はできるだけ決まった時間に遂行できるようにしていました。

この決まった時間に決まったことをするのを心がけると、体調面も精神面も安定して作業ができるのでおすすめです。

以降はルーティーンの詳細について書きたいと思います。


起床後 やることをToDoとして洗い出す

起床後すぐかあるいは前日にToDoを洗い出します。

※翌日確実にやっておきたいタスクがあれば前日に書き込んでおきます。

MacのメモにToDo機能があるのでそれを使っています。

これは開発のタスクというより、開発以外のタスクを管理することが主目的です。

個人開発以外にも日々やらなければいけないタスクだったり、やりたいタスク等をまとめて、終わったらチェックを付けることを習慣にしています。

写真は実際のToDoになります。

日々のToDoリスト
Macのメモを使ったToDo

開発に集中していた時期はToDoを管理する時間すら惜しかったので3月後半からは抜けてますね。

その時期は早くリリースしたいのにバグやらなんやらで中々思うように進まなかった時期でもあるため、メンタルは結構不安定だったような気がします。

今は作業が一段落したため、またToDo管理を再開しています。

特に開発着手時はやることが明確になり、おまけに習慣化もしやすくなるためToDo管理はかなりおすすめです。


9:00 作業開始

平日は仕事の開始時間ですが、休日も9:00から作業を開始しています。

IKEAのスタンディングデスクを使っているのですが、気分によって朝から立って作業する時もあれば座って作業する時もあります。

スタンディング時の様子
スタンディング時の様子

※後ろのディスプレイはWindowsゲームプレイ用として設置しているので作業時には使いません。

作業を始める前のルーティーンとしてコーヒーを淹れるのですが、空腹時は胃が荒れてしまうので朝食にバナナを食べてからコーヒーを飲みます。

僕にとってコーヒーは仕事を始める時のスイッチのような役割です。

大体いつも9:00と14:00、飲み足りない時は17:00に飲むようにしています。


12:00 昼食

食事に気を使っていない時は体調が悪く、パフォーマンスに影響がある感じがしたので、自炊を心がけています。

野菜多めに摂取することを心がけて、味噌汁として食べていました。

何も考えずに野菜をぶった切って入れれば良いだけなので、味噌汁おすすめです。

後は眠くならないようにするために、常に食事の量は腹八分目にしていました。

特に糖質には気を使っていて、ご飯の量は1食半合分のお米にしていました。

自炊する時間すら惜しいというのが本音でしたが、一度弁当やカップラーメンのみに切り替えたところ、数日経ってからパフォーマンスに影響が出ていることに気がついたので渋々自炊するようにしました。

パフォーマンスというより精神面に影響が出ていた気がします(その時のことがうろ覚えなので確かなことは言えませんが…)

それに、外出もほとんどしない僕にとっては自炊する時間は貴重な気分転換だったので、自炊は必要という結論に至りました。

食べながらyoutubeで個人開発の情報を収集したりしてました。

中でも実際に個人開発で実績のある入江慎吾さんの動画をよく見ていました。

個人開発をするうえで気をつけるポイントや収益方法など、かなり有益な情報が得られるのでおすすめです。

youtubeチャンネルのリンクを貼っておきます。

WEBサービス開発で生きていく@入江慎吾


食後 開発またはそれ以外のタスク消化

腹八分目でも消化に使うエネルギーとかで食後はパフォーマンスが下がる?という話を聞いたことがあるので、食後は開発以外のタスクを優先して行うようにしていました。

休日であれば部屋の掃除などの家事は昼食後に行うようにしていました。

腹八分目でも眠くなるときはあるので、体を動かすタスクを率先して消化してましたね(他には買い出しとか)

他に重要なタスクが無い時は食後すぐ開発作業に戻ります。


18:00過ぎ 作業開始(平日)

平日は18:00までが定時なので、作業開始がそれ以降になります。

幸い在宅なので、そのまますぐ作業に移ります。


19:00 夕食

大体はお昼に作った味噌汁を食べます。

健康を考えてキムチと納豆は1日に1回必ず摂るようにしています。

補足として、血糖値の上昇を緩やかにするだけでなく、コレステロールの吸収を抑えたりするみたいなので必ず野菜から食べるようにしています。

眠くなりにくいですしね。

眠気は本当に天敵なんですよね…。

なので、食事は結構気を使っています。

夕食時も何かしら動画を見ながら食べるようにしています。

最近はNetflixでアニメを見ることが多いです。

「時間」はとても貴重な資源なので、ながら見できるアニメはとてもありがたい娯楽の1つです。


19:30 夕食後作業再開

夕食後に作業再開です。

特にこれといった特記事項はありません。


22:00 筋トレ(2〜3日に1回)

食事、睡眠、運動はやはり大事です。

ひとつでも崩れたらパフォーマンスに影響が出ることは身を持って経験しているため、筋トレも欠かせません。

2〜3日に1回、約1時間程度は必ずやるようにしています。

メニューは決まっていて、足上げ腹筋をかなりゆっくり10回 + 腕立て伏せ30回 + スクワット30回 + 背筋30回 + ヨガ30分です。

ほとんど外に出ないので筋トレしないと多分病気になります…。

ちなみに、10年以上前くらいからこのメニューでずっとやっています。

習慣なので逆にやらないと気持ち悪いんですよね。

やらない日はそのまま作業してます。


23:00 シャワー

筋トレ終わった後、もしくは作業していても23:00にはシャワー浴びるようにしています。

毎日の就寝時間を固定するために、この時間にシャワーを浴びるようにしています。

シャワー浴びたらストレッチやらなんやらしていると、なんやかんやで1:00くらいになります。


1:00 情報収集

布団に入って情報収集や翌日のタスクを洗い出したり、コーディング中にうまくいかなかった機能を調べたり、自由時間のような位置づけです。


1:30 就寝

大体この時間に寝るようにしています。

もともと寝付きがかなり悪かったんですが、個人開発をはじめてからはお酒をやめたのと就寝時間が固定されたおかげか寝付きがだいぶ良くなりました。

以前は1時間以上は必ず掛かっていたんですが、30分以内には眠りに入れるようになりました。


補足 開発作業について

githubのプライベートリポジトリを使ってコードを管理しています。

ブランチの運用方法はGit-flowを採用していますが、個人開発ということもあり、そこまでシビアにはしていません。

※Git-flowについてはこちらの記事が参考になるかと思います。

リリース前はひたすらdevelopからブランチを切って、そこで機能実装したらcommit、pushしてgithubでdevelopブランチへmergeの繰り返しで作業をしていました。

リリース後はmainブランチへmergeし、本番環境でpullして反映しています。

エディタはVSCodeを使用しており、検証ブラウザは主にChromeでした。

iPhoneとWindowsPCからもアクセスしたりして、見栄えがおかしくないかをハードウェア毎に確認しつつ作業していました。

環境はDockerを使用しており、PHP(Laravel9)、Nginx、MySQL、Adminer、Mailhogのコンテナをそれぞれ建てて作業しています。

※当初はDockerではなく、Macに直接各々をインストールしていました。


終わりに

作業期間中はスポーツ(特にマラソン)をしている感覚に近い気がします。

食事、睡眠、運動に気を使ってメンタルと体調を一定に保ちつつ、愚直に作業を遂行する感じでした。

また、作業に集中していると「感情って邪魔だなあ」と思うことが多かったです。

作業期間中に仕事で疲弊して相当落ち込んでいた時があったのですが、作業しようにも上司とのやり取りが頭の中にこびりついていて切り替えがどうしてもできなかった時がありました。

その時だけ動画をぼーっと1日中見ていました(アマプラでアバランチというドラマ)

ここでいう感情は喜怒哀楽の怒と哀になりますが、喜や楽の感情も邪魔になることが多かったです。

なので、無の境地でひたすら作業できる環境が望ましいと思います。

こんなことわざがあります。

精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん)

精神を集中して頑張ればどんなこともできる、到達できるという意味です。

最後に無理やりことわざを入れてみましたが、今回はこの辺で終わりたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

少しでも参考になれたのなら幸いです。

PS.今はリリースして一段落しているので、ここまでシビアに作業はしていません。

ふさぎ込んでいる男性

個人開発で挫折しない方法

今まで色々なことに挫折してきましたが、個人開発はなんとかリリースまで漕ぎ着けることが出来ました。

今回は個人開発を挫折しないために実際にやった方法を紹介します。

どこまでやるかの程度によりますが、誰でも実践できて再現度は高い方法だと思います。


個人開発の目的をお金のためにする

これが最も重要だと思います。

「作りたいものがあるけど作らずにいる」「着手はしたものの中々進まない」という方も多いと思います。

なぜ行動できないのか?なぜ挫折してしまうのか?

これらの原因は、それをしたことで得られる恩恵が小さいと無意識に感じているからだというのが僕の見解です。

エンジニアとして英語のドキュメントくらいは読めるようになりたいという目的で英語を勉強し、挫折したことがあります。

仮に、挫折せずに続けた場合、僕の中での得られる恩恵は「英語のドキュメントを読めるようになる」です。

英語を覚えたからといって給与が上がるわけでもないし、外人の恋人ができるわけでもありません(そのように行動すれば話は別ですが)

そう考えると、毎日頑張って時間を捻出して人付き合いもなくして勉強して、得られる恩恵は「英語のドキュメントを読めるようになる」だけです。

このように、得られる恩恵の大きさを考慮し行動すべきかを無意識に計算しているため、動けないのだと思います。

「こういうもの作ったら面白そう」とか「ポートフォリオのために」とか「技術力向上のために」といった理由で個人開発をする場合、目的がふわふわしているので挫折する確率は高いでしょう。

「面白いもの作ったとしても、誰にも使ってもらえなかったらどうしよう?」「ポートフォリオのために作ったからといって良い会社に入れる保証はない」「技術力あがったからといって、それでどうなる?」

おそらく本人も無意識に、自身の潜在意識がこれらのように感じているために行動ができないのだと思います。

僕がそうでした。

なので、個人開発をする目的を「収入を得るため」に設定することを強くおすすめします。

「お金」というキーワードで拒否反応をおこす方も居るかも知れません。

日本人はとかくお金を嫌う傾向があるようにも思いますし、お金 = 汚いもののイメージがあまりに強いです。

でも今まで行動できなかったのなら、もうお金のために動くしかないと思うんですよね。

だって本当に作りたいものであるなら既に作り終えているはずですから。

それが出来ていないのならその現実を受け止めて、お金のために個人開発するようにシフトした方が懸命です。

目的がなんだろうが開発すれば分かりますが、愛着が湧きますし多くの人に使ってもらいたいと工夫を凝らして開発を進めるようになります。

僕もお金のために個人開発をはじめましたが、途中からお金のことなんてどうでもいいとすら思ったくらいです。

やることは変わらないですし、むしろそれで利益を上げるために品質はより向上するだろうと思います。

もっと言うと、本質は助走であって、個人開発を習慣化できればそれでいいわけです。

毎月3万円ほどの副収入が入ってくることを想像してみてください。

好きなゲームだって買えるし飲みにも行ける、Netflixのスタンダードプランだと20ヶ月分です。

リリース後にちゃんと更新を怠らなければもっと増えるかもしれません。

そう考えると俄然やる気が湧いてきませんか?

なんにせよ、こういう利己的な願望があると個人開発を頑張りたくなります。

間違っても「人を幸せにするサービスを作りたい」とか「技術的に面白そうなものを作りたい」とか「自分が使うものを作りたい」といった動機では駄目です。

これらの動機で動ける人間は既に作り終えている人たちです。

だからこそ、お金のために動くんです。

いっぱいお金があれば良い家に住めます。

高くて美味しいご飯も食べられますし、旅行にだって行けます。

嫌になったら仕事をやめられます。

こういった私利私欲な願望があると、行動せずにはいられなくなります。

僕にはこの方法が効果が絶大でした。


捨てるもの(犠牲にするもの)を明確にする

これもかなり重要だと思います。

時間は有限なので、個人開発に充てる時間を確保する必要があります。

下記は実際に僕が開発を行ううえで意識的に捨てたもの犠牲にしたものになります。

  • 人付き合い
  • お酒
  • 娯楽の時間(外出、ゲーム、アニメなど)
  • Twitterをする時間

この中で最も犠牲にした方が良いものは「人付き合い」です。

例えば誰かと飲みに行く場合、電車を使って30分以上掛けて合流したとします。

合流後に3時間ほど飲んで、帰りも30分掛けて帰ります。

ざっと4時間ほどです。

お酒が入っていたらその日は個人開発のやる気が出なくて寝てしまう可能性も大きいですよね。

上記でいうと他のものは一人でも完結(お酒や娯楽、Twitter)できるのでまだマシですが、人付き合いはあまりにも多くの時間を失います。

平日は仕事、休日も人と会っていたら個人開発に充てる時間がなくなるのは明白です。

なので、最低限必要な人付き合い以外はすべてやめるべきです。

そしてそれ以外にもちゃんと犠牲にすべきものをリストアップし、意識して生活することで個人開発の時間を確保することが大事です。

もしかしたら個人開発以外にもやりたいことがあるかもしれません。

「楽器を練習したい」「絵の練習をしたい」「英語の勉強がしたい」「プログラミングの勉強がしたい」

それらも捨てるべきです。

並行しての作業は絶対に無理です。

どれも中途半端になってすべて挫折するのが関の山です。

これも身を持って経験しています。

こんなことわざがあります(すみません、ことわざが言いたいだけです)

人に勝たんと欲する者は必ず先ず自ら勝つ(ひとにかたんとほっするものはかならずまずみずからかつ)

人に勝とうとするならまず最初に己に勝つ必要があるという戒めです。

こちらも蛇足ですが、進撃の巨人のアルミンのセリフで印象に残っているものがあります。

何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ

有名なセリフなのでご存知の方も多いと思います。

大げさかもしれませんが、個人開発を挫折することなくできるようになった自分になることができたら、それは紛れもなく劇的に人生を変えたことになると僕は思います。


常識を捨てる

なんだか格好良い感じの見出しですが、行事や体調に関わらず、ただただ愚直に作業に没頭することのすすめです。

僕は個人開発に向けての行動は、ちょうど年始(2022/01/01)からはじめました。

お正月ならおしるこ食べたりおせち料理を食べたり、ビールでも飲みながらのんびりゲームしたりしたいかもしれません。

休日は映画でも見に出かけたくなるし、長期のお休みが取れたら旅行にも行きたくなるかもしれません。

体調が悪い時は安静にしたいはずですよね。

でもこれらをせずに個人開発を進めることを強くおすすめします。

手前味噌で恐縮ですが、僕は元旦〜3月くらいまでは平日でも5時間、休日は10時間以上1日も休まず作業をしていました。

仕事や睡眠、食事や自炊以外の時間すべてを充てていました。

その期間中に体調を2回ほど(ワクチン副反応含む)崩して熱を出しましたが、その時も作業をしていました。

2週間ほど個人開発中心の生活をすれば分かると思いますが、個人開発中心のルーティンを崩すのが怖くなるんですよね。

1日でも作業をしない日だったり、したとしても少ししかしない日を作ろうものなら、それが翌日にも繋がるだろうと直感的に感じるようになります。

この状態になったとき「ゾーンに入った」と感じました。

僕の場合、なんとしてでも個人開発で生計を立てたいという目標があるのでここまでしていますが、そうでなかったとしてもこの「常識を捨てる」というのは意識した方が良いと思います。

蛇足になりますが、家庭があるならお正月やGWなどの行事を楽しむのはまあ分かるんですが、独り身でそれをするのに違和感があるんですよね。

自分も独り身で、この手の行事に合わせた行動を過去にしていたわけですが、ひょっとして自分は行事に合わせた行動をすることで幸せを演じているのでは?と(自身に対して演出している)

それを否定するわけではないし、もちろんその方が実際に人生楽しめると思うんです。

しかし、何かを成し遂げたいんだったら無理にそれらを渇望しない方が良いのだろうなと思った次第です。


まとめ

個人開発を挫折しない方法についてまとめます。

  • お金になるサービスを作ることを目的とする
  • 作業時間の確保のために、捨てるもの犠牲にするものを明確にする
  • 常識を捨ててまわりに合わせず愚直に作業をする

個人的に特に大事だと思うのは「お金になるサービスを作る」です。

これをすることで本気になり、未来の自分が潤う鮮明なイメージを持つことで個人開発以外の他のことがどうでもよくなるからです。

そうすれば自ずと作業に没頭できると思います。

個人開発をはじめる方に少しでも参考になれたのなら嬉しいです。

ToDo List

個人開発(WEBシステム)の進め方

今まで個人開発とは無関係な記事ばかりでしたので、今回は個人開発ではじめてリリースしたTUMIGAME(積みゲー管理サービス)の開発の流れを書きたいと思います。

個人開発のアイデア出しから画面設計時に使用したツールや開発環境、本番環境へのデプロイ、インフラまで網羅して書きたいと思います。

※ツール等のインストール方法などについては割愛します。

※大前提として「収益化できる」ことを主目的としたシステムであり、技術力向上や世の中に無い斬新さ等は考慮していません。


まずはアイデア出し

アイデアを出した際に「どういうサービスなら自分が使いたいか?」を軸に考えました。

そこで、自分が欲しいと思っていたサービスを作ることにしました。

それが積みゲー(所有しているゲーム)を管理するサービスです。

アイデアを出したら次は競合の調査です。

※ボツにしたアイデア、成功するサービスについて分析した過去記事がありますので、よろしければそちらも参考にして頂ければと思います。


競合の調査

考えたアイデアが既に存在するか?

存在している場合、競合になり得るか?を調査します。

TUMIGAMEの場合「積みゲー 管理」などを中心にググって調査をしました。

競合になりそうだなあと感じたサービスがあったため、実際にそれを使ってみます。

そこで自分の考えているサービスと比較し、差別化できているか?劣らず良いものが作れそうか?を熟慮します。

差別化できるし良いものが出来そうという自信があったため、次に進みました。

※この段階で、どうやら積みゲー管理にTrelloというプロジェクト管理ツールを使っている人が居ることを知り、あまりの出来の良さに一度はボツにしましたが(勝てないと判断)Trelloはあくまでプロジェクト管理のためのツールのため、積みゲーを管理するのに最適化すれば差別化できると判断し、開発を進めました。


需要の調査

ここが個人開発をする上で最重要だと思っています。

当然ですが、そもそも需要のないものを長い期間を掛けて開発して失敗したらと思うと……とても辛いですよね。

※もちろんそれが無駄になることはなく、その経験から得られる知見はとても貴重なはずですが。

個人開発の需要の調査にはキーワードプランナーを使います。

詳しい使い方はいろんな方が記事にしてくださっているのでここでは割愛します。

キーワードプランナー使用時の画像
キーワードプランナーでの需要調査時のキャプチャ

こんな感じで、キーワード候補に少ないながらも10〜100回は毎月検索されていることが分かりました。

「積みゲー アプリ」の関連検索ワード
「積みゲー アプリ」の関連検索キーワード

Google検索で「積みゲー アプリ」で検索したところ、関連検索ワードでも「積みゲー 消化 アプリ」があるので、やはり需要があることは確認できました。

月に10〜100回程度の検索では需要があると言えないのではないか?と思うかもしれません。

ですが、個人開発で利益を得るうえでは「多すぎない需要」がかなり重要だと思っています。

多すぎる需要(課題)はそもそも企業が解決してしまうので、それと被らないようにするためですね。

こんなことわざがあります。

大掴みより小掴み(おおづかみよりこづかみ)

一度に大儲けしようとせず少しずつ着実に設ける方が堅実という意味です。

そういったサービスを何本か作ることを目指しています。


最低限の機能の洗い出し

次に最低限の機能の洗い出しです。

この機能があれば人が使ってくれるであろう機能を洗い出します。

すべての工程においてですが、ここでも自分が使うことをイメージして考えます。

TUMIGAMEは自身の所有しているゲームを管理するサービスです。

なので、メールアドレスでのアカウント登録機能、パスワード再設定機能、所有するゲームを登録する機能、登録時にゲーム画像をアップロードする機能などを最低限の機能としました。

※上記で述べている最低限の機能は便宜上省略しています。


タスクの洗い出し

開発に着手する前に、画面設計、DB設計やお問い合わせ用メールアドレスの作成から利用規約、プライバシーポリシーの作成など、考えうるすべてのタスクを洗い出します。

これにはgithubを使いました。

githubでのタスク洗い出し
githubで実際に洗い出したタスク

別にgithubである必要はなく、一覧で見られるのであればエディタでもメモ帳でもなんでも良いと思います。

※実際にgithubにタスクを洗い出したものの、それを管理することはほとんどありませんでした。


画面設計

figmaというwebサービスを使って画面設計をしました。

初めて使ったのですが、直感的な操作でサクサク作れるので、作業に詰まることはありませんでした。

また、開発中にレイアウトを変えることが出てくることを考慮し、主要となる画面のレイアウトのみ作成しました。

その主要となる画面レイアウトも細かいところの作り込みはせず、あくまで開発をスタートできる目安のレイアウトに留めました。

下記は実際にfigmaで作成した初期の画面レイアウトになります。

左がスマホの画面で右がPCでの画面イメージです。

※後ほど開発中に思うところがあり、大幅にレイアウトを変更しています。

figmaを使用した画面レイアウト作成
実際の画面レイアウト

開発環境の構築

開発に着手するため、下記をMac book Pro(M1)にインストールしました。

  • Laravel9(PHP/php-fpm)
  • Nginx
  • MySQL
  • git
  • VSCode

一般的な構成ですね。

最初はbrewで直接Macにインストールしていたのですが、本番環境のコスト削減のため、それに伴い開発環境もリリース後にDockerで構築し直しています。

このあたりのコンテナの構成は後ほど記事にする機会がありましたら、そちらで書きたいと思います。


DB設計

コーディングを始める前に、まずはDB設計を行います。

これはMac標準のNumbers(表計算ツール)を使います。

1行目にカラム名と属性(外部キーなど)2行目に型を定義しています。

3行目以降に実際に入りそうなデータを手入力で入れています。

本当はちゃんとしたER図生成のツールとかを使った方が良いのかもしれませんが、適当なデータを手入力で入れたり操作も直感的なのでNumbersを使っています。

自分ひとりが見るだけですのでこれで事足りますね。

Numbersを使ったDB設計
Numbersを使ったDB設計

※セキュリティ面を考慮し、画面はこの記事のために作成したテーブルデータです。


コーディング

ようやくコーディングの開始です。

ここまでくるのに5日〜1週間ほどは掛けていたと思います。

フレームワークにLaravelを採用したのですが、普段使っていないこともあったため何度も壁にぶつかり、想像以上に大変でした…。

全体のおよそ7割くらいはコーディングをしていたと思います。


素材のダウンロード

No Imageの画像は下記サイトのものを使わせて頂きました。

フリー素材 ブログ(https://www.shoshinsha-design.com/)デザイナー:eshu


ロゴの作成

Macにgimpというフリーのペイントツールを導入し、こちらの記事を参考にさせて頂き、下記のロゴを作りました。

TUMIGAMEロゴ
TUMIGAMEロゴ

本番環境構築

どこのクラウドサービスを使うか結構悩みましたが、仕事でも使っているAWSに決めました。

ロードバランサ(ALB)でec2インスタンスへ、そこからAmazonAuroraとS3へアクセスするよう構築しました。

TUMIGAMEインフラ構成図
TUMIGAMEシステム構成図

※この構成図はこの記事のために作成したものです。

ちなみに、最初はこの構成だったんですが、さすがに毎月の費用もバカにはならないので、後ほどLightsailというAWSのVPSサービスに変更しています。

現在はそのLightsailのホスト1台にDockerコンテナ(PHP / Nginx / MySQL)を稼働させています。


リリース

本番環境構築後はDockerを使いデプロイします。

晴れてリリースです。


終わりに

リリースしてからは改修をちまちましながらSEO対策などしてます。

集客は後ほど行う予定です。

駆け足で個人開発の流れについて書いてきましたが……さすがにざっくりしすぎてますね(汗)

後ほどもう少し詳細な情報を追記していきたいと思います。

不明点等ありましたらお気軽にコメント頂ければと思います。

個人開発を始めようとしている方の参考になれたのなら幸いです。