この手の記事を見ると、ロングテールキーワード使ってSEO対策してSNSで拡散…等の小手先のテクニックがよく書かれていますが、本質は違うと思っています。
「いかに興味を持ってもらえるか」に注力すべきだというのが僕の見解です。
そしてこの「いかに興味を持ってもらえるか」を達成するための方法について、実際に僕が意識している内容を踏まえてまとめてみます。
共感される内容であること
諸々の条件を端折って極端に言うと、「情報」より「共感される内容」を書いた方がブログを見てくれる確率が上がると思っています。
これの根拠として、自分が調べたい内容をグーグルで検索した時に表示されるブログがいわゆる「情報」になるわけですが、情報をそこで得た後もそのブログを何度も訪れたくなるか?と言われると、そうでない事の方が多いですよね?
技術系の記事がまさにそうなんですが、どうして良いか分からないエラーで躓いているとして、エラーメッセージをググって出てきた情報をありがたく拝見しますが、それでそのブログのファンになった試しが僕には無いのです。
それよりも、その人の熱意だったり共感できる部分だったりでファンになることの方が圧倒的に多いんですよね。
「人は理屈でなく感情で動く」と言われる通り「情報」ではなく「感情」つまり共感できる内容であった方がブログを読んでもらえるのではないかと思うのです。
補足ですが、こんなことわざがあります。
狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
必要なときは重宝されるが用がなくなったらあっさり捨てられるという意味のことわざです。
用がなくなったら二度と訪問されないブログより、継続して読んでもらえるブログにしたいですよね。
共感される内容を書くにはどうすれば良いか?
変に意識して書いてもおそらく「バレる」と思うので、ブログを楽しむコツにも書きましたが変に意識せず自分の考えを書くのが大事だと思います。
自分が世の中に対して不満に思っていること、理不尽に感じていること、会社に対しての愚痴などは他の人も当然感じていることなので、自分の思ったことありのままをつらつらとブログに書けばそれだけで良いはずです。
伝わる人には伝わります。
他のブログには無い価値があること
たとえばアラフォー会社員未婚の男性の生活と、アラフォーニート未婚(子供部屋おじさん)の男性の生活なら、どっちが興味湧くでしょうか?
当然後者だと思います。
どこにでも居る会社員の男性より、ニートで子供部屋おじさんの男性の方が希少価値が高いため「この人の普段の生活ってどんなだろう?」「収入源はなんだろう?」「結婚とか考えていないのかな?」といったように興味が湧くはずです。
僕も実際にこのような男性がやられているYoutubeチャンネルに登録しており、ハマっていた時期がありました。
念の為リンクを貼っておきます。
失礼を承知で書きますが、エンタメとして面白いです。
また、昨今はユニークであるだけで自分の協力な武器になると感じます。
2年以上毎日すき家を食べ続けているマナリスさんをご存知でしょうか?
その人はただすき家を毎日利用しただけでテレビに出演し、Twitterのフォロー数も5万人以上居ます。
立派な有名人です。
さらには、マナリスさんがメルペイの招待コードをツイートしたら、なんと数日で数万ポイントを獲得したのです。
「メルペイの招待ポイント全部すき家で使う」SNSで公約 → 数万ポイントが発生、130日以上すき家で食べ続ける鉄人が話題に
ちょっと脱線してしまいましたが、ユニークであることの価値が分かって頂けたと思います。
ユニークである方が興味を持たれやすいというのは、ブログにも言えることだと思います。
どうすればユニークなブログになるか?
これもブログを楽しむコツで書きましたが、ブログで収益を上げようと意識するとそれだけでどこにでもある量産記事ができあがるので、そういったブログのファンはおそらく居ないでしょう。
なので「収益を上げようとせずありのままの自分の考えを書きなぐる」ことが読まれるブログになる近道だと僕は思います。
自分が得意としている分野のことだったり、会社の愚痴や夫の愚痴、世の中に対して不満に思っていること理不尽に感じていること、人との距離の詰め方離れ方とか、なんでも良いと思います。
そのうえで人とちょっと違う部分があれば、それを前面に押しだすことを意識すると良いのではないかと思います。
ちなみに僕の場合は「会社を辞めて個人開発で生計を立てる道のり」をウリにしています。
人と違う部分なんか無い…という人も居るかもしれません。
こうなりたいというビジョンはあると思うので、それに向かって行動している様子を書くだけでも他のブログと差別化できると思います。
「営業畑からエンジニアを目指す道のり」とか「主婦がブログ収入を得るまでの道のり」など、今はユニークなものが自分の中に無くても、道のりにフォーカスすれば自然とユニークになると思います。
誰も自分に興味無いことを念頭に置いて記事を書く
これも重要な要素だと思います。
上述した「いかに興味を持ってもらえるか」と矛盾するように思われるかもしれません。
分かりやすくするため、これも上述したマナリスさんを例にします。
2年以上毎日すき家を食べ続けていると聞いて「どんな人なんだろう?」とか「健康面大丈夫なんだろうか?」とか「そもそも飽きないのか?」とか、様々な疑問が出てくると思います。
これはそのまま興味に直結して、その人に注目することになりますよね。
ではマナリスさんの好きな女性のタイプや好きなアニメ、今プレイしているゲームはどうでしょう?
全くもって気にならないですよね?
それより「健康面は大丈夫だろうか?」という疑問に対して回答になり得る健康診断の結果とか、医者になんて言われているのかとか「そもそも飽きないのか?」という疑問に対しての回答の方が気になりますよね?
つまり、興味の対象はその人自身ではなく、その人を取り巻く環境にあることになります。
そのため、ブログに書く内容は自分の持っている情報にフォーカスして書くべきというのが僕の見解です。
「今日こんなことがあってね、こうだったの!」「聞いてよー、今朝足つっちゃってさー」「風邪だと思ってたらコロナだった」とか言っても、芸能人じゃあるまいし、そんなもの興味ある人なんて居ませんよね。
ついつい聞いてもらいたくなるのは人として分かるんですが、誰も興味ない自分語りをブログでやってしまうと誰にも読まれなくなってしまうので注意が必要です。
まとめ
最後に、ブログを見てもらうにはどうすれば良いか?についてまとめます。
- 共感される内容であること
- 他のブログには無い価値(ユニーク)を提供する
- 自分語りの記事を投稿しない
これを意識するだけで、ブログは誰かの目に留まりやすくなるはずです。
今はまだ誇れるような実績も無いので、断定はできませんが…。
今回はこのへんで終わりたいと思います。
少しでも参考になりましたら幸いです。
お互い頑張ってブログをコツコツ育てていきましょう☺️