あくまで雑記なので、あまり参考にならない記事になるかもしれませんのでご了承ください。
普段WEBサービスをメインに個人開発をしています(仕事でもWEBサービス開発をしています)
サービスのアイデアを書きなぐっているネタ帳を見ていると「これはスマホアプリにすべきだなあ」というものや「こっちはWEBサービスが良いかな」といったように、機能要件によって展開すべきプラットフォームが異なることが分かります。
今回はユーザーフレンドリーなアプリやサービスの場合、どのプラットフォームで展開すべきか?という考察記事になります。
PC / スマホのブラウザからアクセスするWEBサービス
基本どの端末でもブラウザからアクセスできるといったWEBサービスは王道なプラットフォームだと思います。
しかし、このパターンはPCからアクセスした場合「一覧性が上がる」「操作性が向上する」のようなメリットが無いと意味が無いので、これらの要素が無い場合はスマホアプリのみにすべきだと思っています。
すべきというとちょっと語気強いですが…その方が良いと思います。
仮にPCとスマホでのアクセスで視認性も操作性も変わらず差別化できないのであれば、類似のスマホアプリがリリースされた場合、そっちにユーザーを取られてしまうと考えているからです。
根拠としては、スマホアプリはHOME画面にショートカットアイコンが配置されるため、ユーザーが開きたい時に1タップでアクセスすることができるので、ユーザーの負担は最小です。
※スマホアプリはHOME画面にアイコンが自動で配置されるため、1タップで起動できる。
URLのショートカットをHOME画面に配置することもできますが、ユーザーがそれを調べて実施する労力は持ち合わせていないことの方が多いです。
※iPhoneのSafariを使った場合の画面。
※iPhoneの場合GoogleChromeだと「ホーム画面に追加」メニューが無いためできません。
そのため、自ずとユーザーは使いやすい方であるスマホアプリの方に流れてしまう可能性が高いと思っています。
※ちなみに下記は個人開発した積みゲー管理WEBサービスTUMIGAMEの画面レイアウトです。PC版はスマホより表示件数を多くして一覧性を上げています。
PC / スマホのブラウザおよび専用スマホアプリからアクセスするサービス
ちょっとややこしいですが、PCとスマホのブラウザからもアクセスができ、専用スマホアプリからのアクセスもできるハイブリッドなサービスのことを指しています。
専用スマホアプリの場合はブラウザ経由ではなく、ネイティブ側のUIで表示されるイメージです。
スマホアプリでの操作性は基本レスポンスも早いしプッシュ通知等も使えるため、上述した「PC / スマホのブラウザからアクセスするWEBサービス」より格段にユーザーフレンドリーな作りになります。
懸念点としては開発負担が大きいことですね。
WEB側とアプリ側とで実装する必要があるので、単純に開発と運用の工数が膨れ上がります。
なので、スマホアプリでないと駄目な理由が明確に無いのであれば、無理にアプリ開発しなくても良いかなと思います。
例として、プッシュ通知が必須、ゲームの実績機能(Appleの場合はGame Center、GooglePlayの場合はリーダーボード等)必須とかでなければ、アプリ開発せずともレスポンシブ対応したWEBサービス(上述したPC / スマホのブラウザからアクセスするWEBサービス)に留めておいて良いのかなと個人的には思います。
スマホアプリ
1つの画面内の情報量が少なく、小さい画面内で収まるのであればスマホアプリのみがベストプラクティスだと思います。
上述したHOME画面にアイコンが設置されるため、アクセスも早いしネイティブUIで基本サクサク動きますしね。
まとめ
ざっくりまとめると、開発と運用工数に余裕があればWEBとスマホアプリ、無ければWEB、情報量が少なく小さい画面で収まればスマホアプリという感じが良いかなと思いました。
最後にことわざを紹介して終わりたいと思います。
商いは門門(あきないはかどかど)
商売のこつは客を観察してその客に合った物を売ることだということ。
https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/392.php
このことわざの通り、何がユーザーにとって一番良い形か見極めて提供できるようになりたいですね。
短いですが、今回はこのあたりで終わりたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。